どーも、Micoです。
先日、ハルクバスターとハルクの写真を撮り損ねたという記事を上げましたが、その時に六本木ヒルズで観た映画というのが「ワイルド・スピード ICE BREAK」。
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この作品がシリーズ8作目とのことですが、私はこれまでワイルド・スピードという映画を全く観たことがありませんでした。
なので、映画を観た時は登場人物たちの背景とか因縁といったものも含めて一切の知識がない状態です。
しかし、この映画に関してはそんな予備知識なんて一切いらないと断言できます。
とにかく度肝を抜かれた作品なので、今日はその衝撃を語って行きたいと思います。
この作品の見所
序盤からクライマックス
開幕の舞台はキューバ。
照りつける日差しに水着姿のセクシーな姉ちゃんたち、上空からみた高層ビル群と、海外ドラマ「CSI:マイアミ」を彷彿とさせる始まり方でした。
「イェエエエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!!!!」が流れなかったのが若干違和感。
主人公ドミニク(愛称:ドム)は身内のトラブルの始末をつけるために地元最速の車を持つラルドとのレースに挑みますが、このレースからしてブッ飛んでる。
キューバではキューバ革命以降自動車の輸入が制限され、2014年にようやく解禁となったのは記憶に新しいところです。
そんなキューバでは未だに国民の大半がクラシックカーを使用しており、満足に車も手に入らないという状況ですが、そんな中でドミニクはクラシックカーにかなり無茶な改造を施して車のスペック差を無理矢理補います。
途中、ラルドの手下の妨害に遭いながらも、実力の差を見せつけるドミニク。
レース前に施したかなり無茶な改造のせいで火を吹きながらハバナの街を疾走するクラシックカーには度肝を抜かれる。
これ、他の映画だとクライマックスの一騎打ちに使われていいレベルのシーンですよ。
ドウェイン・ジョンソンの筋肉
個人的にはマウイの声が記憶に新しいドウェイン・ジョンソン。
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ワイルド・スピードシリーズではドミニクの仲間であるホブスを演じています。
元プロレスラーというだけあって凄まじい筋肉の持ち主ですが、刑務所でのシーンがやばい。
演出だというのはもちろんわかっていますが、備え付けのコンクリートの台を筋力だけで引きちぎったり、暴動鎮圧用のゴム弾を至近距離で打たれても物ともしない屈強さ。
そのシーンに説得力を持たせるのは、言わずもがなドウェイン・ジョンソンの鍛え抜かれた身体です。
ジェイソン・ステイサムのアクション
前作の宿敵だったらしいデッカード・ショウを演じるジェイソン・ステイサム。
車でジェイソン・ステイサムといえばトランスポーターを思い出します。
ホブスと同様に刑務所に収監されていたデッカードは、暴動による混乱に乗じて脱走を測るのですが、その際に見せたパルクールがすごい。
元特殊部隊という設定に説得力を持たせられるに足る流れるような格闘シーンなど、スクリーンに釘付けになりました。
ニューヨークでの車両の暴走
最近は自動車もどんどん高度になって行き、コンピューターによる制御も進んできていますがその反面、外部からの不正アクセスによる遠隔操作の危険性が指摘されています。
今回の悪役はサイバーテロリストという設定であり、ニューヨークに来ているロシアの国防大臣を襲うために街中の車両のコントロールを奪って操りますが、ありとあらゆる車両が闘牛の群のように一斉に街中を暴れまわる姿には思わず乾いた笑いが漏れました。
さらに、ニューヨークに駆けつけたホブスたちを足止めするために、立体駐車場から高級車を雨のごとく降らせたシーンにはもう笑いしか出ない。
隣の席にいた人は「もったいねー……」と呟いていました。
氷上決戦
アイスブレイクという題名の通り、クライマックスは氷上での激しいカーチェイス。
このシーンはクライマックスだけあって最高にブッ飛んでます。
詳しい内容はネタバレを避けるために言いませんが、潜水艦が氷を割りながら鮫のように襲いかかってくるのもさることながら、潜水艦が放ってくる魚雷やミサイルをかいくぐりにながら互角の戦いを繰り広げる車たちも大概。
とにかくこれは見てくれとしか言えません。
まとめ
初見でしたが、本当に度肝を抜かれた映画だったので本日は見所について語りました。
確かに劇中においては過去作品での出来事を匂わせる発言があったりしましたし、これまでのシリーズの知識を持ったファンの方が楽しめるのは間違いないでしょうが、今まで観たことがないからと敬遠するのは本当に勿体無い!
この迫力は是非映画館でご覧あれ!