どーも、Micoです!
去年に引き続き、今年も観てきましたよ!
劇場版名探偵コナンの第21作目、「から紅の恋歌(ラブレター)」!
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普段コナンのアニメもあまり視聴しないし、6年くらい前にサンデーを読まなくなってからは原作のマンガも読んでいませんが、コナンの映画だけは毎年金ローで観ちゃうんですよね。
あれなんでだろう?
今回はこの映画の見所や感想などを語っていきたいと思います。
今作の見所
冒頭から引き込まれる迫力の音楽
これを聴くためだけでも映画館に行く価値は充分にあると言えます。
前回の「純黒の悪夢」では主題歌を歌ったB’zの松本孝弘さんがメインテーマのギターを担当したことでも話題になり、劇場で聴いた瞬間に鳥肌がたったのを今でも覚えていますが、今回のメインテーマもそれに劣らない素晴らしいアレンジになっています。
今回は京都が舞台の一つであり、百人一首が大きなキーワードとなっていることもあって使われているBGMも全体的に「雅」な雰囲気になっており、聴いていてとても心地がいい。
最後に流れる今回の主題歌、コナンファンの間ではもうお馴染みの倉木麻衣さんが歌う「渡月橋 〜君 想ふ〜」もその例に漏れず、映画の余韻に浸れるものとなっており、ミュージック・ビデオミュージック・ビデオで倉木麻衣さんが披露した十二単姿も印象的。
序盤からクライマックス
さてコナン映画と言えば忘れちゃいけないのが爆発。
前回は派手に戦闘機がぶっ放してたけど、今回も「11番目のストライカー」ばりに爆発しまくります。
なんで軍とも警察とも関係ない人間たちがあんなに大量の爆弾を入手できるのかは謎ですが、まあそこはコナンだから。
序盤のテレビ局の爆発炎上から始まり、そこからの救出、脱出のシーンには毎度の事ながら度肝を抜かれます。
ラブコメ
コナンと言えばやっぱりラブコメ。
今作では和葉の恋のライバルとして新キャラの大岡紅葉が劇場版に初登場。
紅葉は映画限定のキャラという訳ではなく、すでに原作にも登場しています。
ただ、テレビアニメにはまだ登場しておらず、映画が先という珍しいケースです。
原作ファンの間では平次と和葉が両思いであることは周知の事実であり、あとはもうお互いがお互いの気持ちにどう気づくのかという問題なので、今更恋のライバルとか出されても……というのが正直なところでしたが、この紅葉がまたいいキャラなんですよ。
最初は気の強い嫌味なキャラかと思ったんですが、実際にはそんなことはなく他人のことをしっかりと慮れるいい子。
敵を作りやすそうな強気な言葉も、それはひとえに平次への一途な思いとかるたに懸ける熱い思いから。
だからこそ、初めから負けが決まってしまっているのが辛い。
彼女には是非とも幸せになってほしいものです。
そして葉っぱちゃん和葉ちゃん。
紅葉から平次への先行告白権を賭けたかるた勝負をふっかけられ、勢いで受けてしまうも、超人的な集中力と平次への想いから数日の特訓で全国大会でも通用するレベルの実力を身につけるという、とんでもないことをやってのける。
平次との普段の何気ない会話から絶体絶命の状況下まで、正直もうこの2人なんで付き合ってないのというレベルで通じ合ってます。
早く付き合えよ。
練りこまれたミステリー
派手な爆発やアクションにばかり目が行きがちですが、今回は推理パートも素晴らしい。
前回は黒の組織がメインだったこともあってそこまで推理パートはありませんでしたが、今回は導入が殺人事件というミステリー作品らしい始まり方です。
百人一首を軸にしたミステリー要素がとても強いものになっており、犯人の予想もこの映画の大きな楽しみの一つであると言えます。
まとめ
あんまり語ってるとネタバレしそうになってしまうので今日はここまで。
今年は本当は観に行く予定ではなかったんですが、ネットの評判が軒並み高評価なので結局行ってしまいました。
結果は観に行って大正解でした。
タイトルにも書いた通り、まさに正統派のコナン映画と呼ぶにふさわしい作品に仕上がっています。
来年の金ローを待つよりも是非映画館で観ていただきたい作品です。