年末なので2016年に見た映画を勝手にランキング形式で紹介してみる(8位~4位)

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どーも、Micoです。
色んなところで映画に関する記事を書くって言っておきながら未だに書いてないので、今年が終わる前にせめて一つくらいは映画に関する記事を書こうと思った次第です。

前以って言っておきますが私、「君の名は。」「シン・ゴジラ」といった今年大注目の作品を見ていないくせにこんな記事を書いています(笑)
私の偏った趣味がかなり色濃く反映された記事となっており、なるべく配慮はしているものの人によっては少々ネタバレが含む可能性があるので閲覧いただく際は予めご了承の上でお願いします。

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第8位 デスノート Light up the NEW world

マンガ原作実写化の数少ない成功作との呼び声も高い「デスノート」「デスノート the Last name」から10年後の世界を描いた作品です。

少々辛口かもしれませんが、デスノートのルール的に少し「うん?」と思う設定があるのと、デスノートの使い方や戦略がどうしても夜神月の二番煎じ感が否めず、本家キラは超えられないなというのが正直な感想です。

今作は一部の人間には既にデスノートの存在が知られ、夜神月が行った使い方も当然記録に残っている世界なので仕方ないと言えば仕方ないのですが、手探り状態の中からノートの効果を一から検証していき、その使い方を確立させた月の凄さを改めて感じさせられました。

一方で池松壮亮さんが演じる新生L=竜崎はかなりツボでした。
松山ケンイチさんの初代Lと違ってかなりノリのいい若者となっており、自ら率先して現場に赴くなど行動力も高い。

飄々とした態度の裏に隠された彼の信念と、それを貫き通す姿は登場人物の中で一番カッコいい。

第7位 ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」

私、アルセウスの頃から毎年必ずポケモンの映画を見ておりますが、この作品は近年のポケモン作品の中では一番の出来ではないかと個人的に思っております。

毎年恒例の冒頭のバトルシーンはサトシの声を演じる松本梨香さんが歌うXY&Zの映画バージョンが流れ、作画も大迫力。
また毎年恒例、今年おはスタを卒業した山ちゃんこと山寺宏一さん演じる悪役、ジャーヴィスの外道っぷりがいい。

ここ最近のポケモン映画では久しく根っからの悪役というものがいなかったので、最近見始めた人にとっては新鮮だったんじゃないだろうか。

一部気になる点があるとすると、ニャースが「マギアナの声が聞こえないのニャ……」と涙を流すシーン。
それまでマギアナとロケット団の絡みがほとんどなかっただけに、やや唐突な印象が否めなかった。

声優さんの演技が素晴らしかっただけに、そこはロケット団とマギアナの邂逅なんかをもう少し丁寧に描いてほしかった。

ただ、その他のシーン。特にバトルシーンは本当に最高。
特にサトシの手持ちポケモン5体中3体が飛行タイプなので、スピーディーな高機動空中バトルは見ごたえあり。

また、これまでのポケモン映画ではサトシ以外の仲間たち(下手するとサトシでさえ)が空気になってしまうという事態に陥ることが度々あったが、今回は全員が活躍する総力戦というのも評価できるポイント。

え?ヌメルゴン?
ポケットモンスターXY 第67話を見るといい。

キャスト陣の演技、主題歌、BGM、迫力のある作画、そして短編が無くなったことで本編のストーリーに時間を割けるようになったこともあり、近年のポケモン映画の中ではかなりの良作であることは間違いない。
大人が見ても充分に楽しめる作品に仕上がっている。

第6位 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)

名探偵コナンの記念すべき劇場版20作目。
実は私、コナンの映画は毎年テレビでは見ているものの劇場での鑑賞は今作が初めて
また、サンデーを読まなくなった関係でここ5年くらいコナンの原作も読んでないので知識もだいぶ乏しい。

もちろん原作の知識があった方がより楽しめるだろうけど、映画のストーリーはオリジナルなので新規層でも充分に楽しめる作りになっていると思う。
毎回、「オレは高校生探偵工藤新i(ry」っておさらいしてくれますし(笑)

今回は冒頭から激しいチェイスに爆発炎上、格闘アクションなど、私にとってはドストライクな内容。
たびたびこの世界の防空体制と武器輸入の取り締まりが心配になるが、その辺のいい意味でのバカバカしさも含めてコナン映画の魅力と言えるだろう。

それからここ5年の知識は乏しかったものの、安室透ととあるキャラとの意外な過去が判明したのは驚きました。
本筋とは関係ないけど、原作の要素もきちんと各所にちりばめていくやり方はうまい。
旧来のファンにとってもいいサプライズだろう。

普段アニメを見ないような人でも、派手なアクション映画好きには是非おすすめしたい一本。

第5位 デッドプール

アメコミは基本的にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品しか見ないんですが、これは見に行きました。
R-15作品だけあって一部グロテスクなシーンや上半身裸の女性が出てきたり、息をするように下ネタを連発したりと、なかなか良い子には見せられない内容になってはいるものの、随所に散りばめられた他作品を彷彿とさせるパロディ、何より第四の壁の破壊と呼ばれる我々視聴者に対するメタ発言のオンパレードは秀逸の一言。

従来のヒーローとは一線を画する破天荒すぎるスタイルは、問題児揃いのアベンジャーズが優等生に見えてくるレベルです(笑)

もちろんユーモアだけではないですよ。
徒手空拳はもちろん、身に着けた刀や銃を巧みに操る他、撃たれようが刺されようが絶対に死なない自己治癒能力の持ち主であり、他のマーベルヒーローと比較しても遜色のない実力の持ち主です。

バッタバッタと敵を倒していくアクションシーンは見ていて爽快感があり、前述の破天荒な内容も併せてお行儀のいいストーリーに飽きた大人たちにおすすめしたい作品です。

第4位 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

週刊少年ジャンプで連載されていた遊☆戯☆王の原作最終回、その後を描いた物語です。
私、決闘者は10年以上前に引退しましたが、久しぶりに遊戯や海馬が動く姿がスクリーンで見られるということで思わず見に行ってしまいました。

これはあくまで原作のその後を描いた作品なのでアニメ版とは少し異なった世界線になっています。

アニメでもお馴染みの「熱き決闘者たち」をはじめとするBGMも今回の劇場版に合わせてアレンジされており、音響効果もあいまって壮大なものとなっていました。
主人公、武藤遊戯を演じる風間俊介さんの演技力も半端ない。

ただ、今回真の主役と言えるのは遊戯のライバルである(主役はこのオレ!)海馬瀬人でしょう。
前述の通り、この映画はあくまで原作のその後を描いた作品なので「闘いの儀」に海馬は立ち会っていません。

なので、唯一自分と対等に戦えるライバルを失った海馬はかなりの狂気を孕んでおり、再びアテム(闇遊戯)に会うためにあらゆる手段を尽くします。
この作品の中で一番諦めないキャラは遊戯でも城之内でもなく、間違いなくこの海馬瀬人だといえます。
特に地面からのドローのシーンは津田健次郎さんの演技もあって、大迫力かつ作中一番の見どころ。

週替わりの劇場特典目当ての決闘者さんも多かったと思うけど、映画自体はまさに原作ファンのために作られたといえる内容なので最近の遊戯王を知らないという人でも絶対に楽しめる作品になっています。

とりあえずここまで

だいぶ長くなってしまったので今回はここで一旦切ります。
トップ3は次回以降、発表するのでお楽しみに!

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