子どものころは、何をするにもスピードが遅いと叱られることが多かった私。

ブログにおいても執筆速度が遅いことは自覚しており、ネットで薦められたアプリを入れたり、パソコンの設定を弄ってみたり、ああでもないこうでもないとやっていたが、最近とある本に出会った。

月間100万PVを超える人気ブログ、ヨッセンスを運営するヨスさん(@yossense)が書いた『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』だ。

本書で書かれている内容は基本的にWindowsを基本としているが、Macでも充分応用可能だ。

読んでみて、これはパソコンを使うすべての人が読むべき本だと感じたので、あなたにも紹介したい。

側に置くことで既に光速化の第一歩

Miconote18

お恥ずかしい話ではあるが、私はパソコン歴はまあまあ長いものの、ブログを始めるまでパソコンでやることと言えば、ネットサーフィンや音楽の管理くらいで、正直パソコンを使いこなしているとは言いがたかった。

ブログを始めてからは本格的に文字入力をするようになり、ブラウザ以外のアプリも使用するようになったが、ショートカットキーの知識も殆どなかったので、逐一Google先生に教えを請うわけだが、この作業も何度も繰り返すとそれなりに時間を取られてしまうのである。

しかし、この『光速仕事術』には必要なことがすべて書かれているため、いちいち検索する必要がなくなる。

某通販サイトの一部の否定的なユーザーのレビューでは「ネットで調べれば出てくることだ」というようなことが言われている。

確かにショートカットの方法や有用なアプリの情報は検索エンジンに打ち込めば出てくるだろうが、それらはバラバラな情報であり、初心者にとっては余計な情報も含まれていることもある。

それらの情報をいちいち拾いに行ってる時点で既に効率化とは程遠い。

そして何より、わからない人というのは何がわからないのかがわかっていないものなのだ。
そういう人間には「〇〇について調べよう」という発想すら出てこないこともある。知らないのだから。

本書ではまさにそのような人間のために、効率化に必要な情報が無駄なく厳選され、初心者にも取っ付きやすいように「こういうツールがあるよ」「こういう方法はどう?」という風に具体例を挙げて教えてくれる。

何かいい方法はないかと思った時、『光速仕事術』をパソコンの横に1冊置いておけばそれで事足りると言ってもいい。

目からウロコの効率テクニック

本書は私のような者にとっては目からウロコの連続だったが、全部書いているとキリがないので特に印象に残ったテクニックについて2点だけ。

タッチタイピング


私が人生で初めてパソコンに触れたのは小学校3、4年くらいの時の授業だった。

今はどうなのかわからないが、正直子どもにパソコンを教えるのなら『一太郎スマイル』でお絵かきするよりも、真っ先にタッチタイピングを教えるべきだと声を大にして言いたい。

もう20年も前のことだが、小学校に入学した時にまず教わったのは、ひらがなの書き順や文字を書く時の姿勢だったように記憶している。
それはこれから何年、何十年と続く学習の基本であり、絶対に欠かせないものだからだ。

タイピングの技術というのはまさに、パソコンにおいて文字の読み書きと同じくらい基本的かつ重要なことなのだ。

それなりに文字入力も素早くできるようになったつもりでいたが、その打ち方はすべて間違っていたのだと思い知った。

『光速仕事術』を読んでからというもの、時間を見つけてはタイピング練習サイトで練習しているが、今まで間違った打ち方をしていたもんだから事故後のドクター・ストレンジのように指がプルプル震える。

子どもだろうが大人だろうが、これからパソコンを学ぶのであれば一番にタッチタイピングを最優先で習得してほしい。
私のように間違ったやり方が染み付いてしまうと矯正するのも一苦労だ。

既に間違って覚えてしまったのなら仕方ない。
私と一緒に頑張って直そう。

単語登録

本書では入力アプリとして『Google日本語入力』を推しているが、このアプリには単語登録機能がある。

ヨスさんはこの単語登録機能をフル活用している。

文字を多く入力する作業を繰り返していると、段々同じような単語を入力する回数も増えてくるもの。
今はやめたのだが、ちょっと前まで私の記事は「どーも、Micoです」という書き出しから始まった。

ローマ字そのままだと「do-mo,Micodesu」で14文字になるわけだ。
これを記事を書く度に毎回入力するのははっきり言って馬鹿げてる。

Google日本語入力に単語登録しておけば、「do-」と入力した時点で「どーも、Micoです」と変換することも可能になる。

この例えはほんの一例で、『光速仕事術』ではこの単語登録を利用した様々なテクニックが紹介されているので、是非チェックしてほしい。

「その発想はなかった」とつぶやくこと請け合いである。

Googleは偉大

本書を読んで改めて実感したのはGoogle先生は本当に偉大だなということ。
Googleのサービスというのはそのほとんどが無料で利用できる上に使い勝手もよく、私も日頃からその恩恵に与っている。

本書を読んでいると、ヨスさんがいかにこれらのツールを使い倒しているかがわかる。

特に以下の2つについては衝撃だった。

Google Chrome

Google自ら開発したインターネットブラウザであり、Googleが提供する各種サービスとの親和性が高いことは言うまでもなく、『拡張機能』によって自分好みのブラウザにカスタマイズすることもできる他、動作も早い。

私はPCでもスマホでもタブレットでもChromeを利用しているのだが、本書ではこのChromeの活用法についても書かれている。

特に検索エンジンを切り替えることができるというのは知らなかった。

Google Drive

私はGoogle Driveについて画像やファイルを共有するクラウド機能程度の認識しかなかったのだが、文書作成、表計算、スライドといった、いわゆるOfficeの機能が標準装備されているということを本書を読んで知った。

お前は今更何を言ってるんだと言われそうだが、マジで知らなかった。

私が実際に活用しているアプリ・ツール

『光速仕事術』の中でも有用なアプリやツールが紹介されているが、ここでは私が個人的に導入しているものを一部紹介させていただく。

Clipy

ヨスさんはクリップボードアプリとして『Clibor』というアプリを紹介していたが、これはWindows専用。
Macユーザーの私は『Clipy』というアプリを使用している。

これは『Clibor』同様にコピペの履歴を保存できる他、あらかじめ定型文を設定できるスニペットアプリとしても使うことが可能で、無料でダウンロードできる。

ダウンロードはこちら→https://clipy-app.com/

Dash

Macのスニペットアプリとして有名なのは『TextExpander』だが、私が使っている『Dash』はこれとほぼ同様の機能が無料で導入できる。

あらかじめ設定したキーを押せば、ショートカット一発でHTMLタグだろうが長文だろうが、対応した文字を呼び出せるのでブログを書く時は特に重宝する。

ダウンロードはこちら→https://kapeli.com/dash

上2つの導入にあたっては部長ナビさんの動画を参考にさせていただいた。

MarsEdit4

Mac専用のブログエディタ。

多くのブロガーがMacを愛用する理由はこのアプリが使えるからだと個人的に思っている。
少々お高めのアプリだが、ゲームソフト1本買うのを我慢すれば買えると考えれば決して高い買い物ではない。

画像をドラッグ・アンド・ドロップで簡単に挿入でき、マークダウンとHTMLの両立ができるのもグッドだ。
先に挙げたスニペットアプリと組み合わせれば鬼に金棒と言える。

本当に大切なことは考えること

他にも、フォルダの整理整頓やクラウド活用法など、有用なテクニックが多く書かれた本書だが、本当に大切なことは「どうすればもっと早くできるのか」「今のままでいいのか」そうやって自問自答を繰り返し、日々改善し続けることにある。

書かれている単語登録一覧や紹介されているサービスはあくまで一例であり、ヨスさんからの提案にすぎず、私たち自身が自分自信のやり方を確立していけるように道を示してくれるのが『光速仕事術』という本だ。

今までパソコンの操作を“それなり”で済ませてきた人はもちろん、もしあなたがパソコンに触れて間もないのであれば、是非一読していただきたい一冊である。

スポンサーリンク